Thursday, June 19, 2008

衆愚政治

6月18日23時0分配信 毎日新聞

宮崎県の東国原英夫知事は18日の県議会本会議の終了後、記者団に「体罰は愛のムチ。昔はげんこつで教えられたが、最近はできなくなっている。愛のムチ条例はできないか」と発言した。この日は一般質問があり、印象に残った質問を問われて、突然「愛のムチ条例」に言及した。

議会では、自民党議員が教育問題を取り上げた。東国原知事は「宮崎県で『愛のムチ条例』や『愛げんこつ条例』はできないか。愛という範囲で条例化すべきだ」と語った。


産経新聞
 橋下知事は記者会見で、「新人ではなく、40歳代くらいの職員を対象に自衛隊での研修を検討したい」とし、「府庁の事務職にどっぷり慣れ親しんだ職員に、あいさつ、姿勢から学んでほしい。僕も含めて」と述べた。実現できるかどうかは分からないとしながらも、同日午後に開かれる部長会議で提案したいという意向を示した。



雑感
やはり政策構想に欠けているのか。愛のムチ条例、これで子供への教育効果はあるのか?

自衛隊体験入隊、これで府職員の業務効率は向上するのか?

何のために、その政策を行うのか? 

政策を立案、検討、そして議会に提出、了承、そして施策へと膨大な時間と労力を要する。税金が使われるのである。

人気取り、目玉として、効果が定かでない政策に膨大な税金を投じるのは危険極まりない。政策構想に必要なのは、B/C、費用対効果の発想である。情緒的な発想ではない。

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