ケインズは1930年代、大恐慌を解明するためマクロ経済学を作った。(経済学第1の危機)
1970年代、世界はインフレに見舞われ、フリードマン・ルーカス・サージェントはインフレと経済政策の役割を明らかにするため、新しいマクロ経済学(動学的一般均衡モデルにつながる)を作った。(第2の危機)そして、サージェントは今年ようやくノーベル賞を取った。
そして、いま、世界はデフレ+財政赤字(日本経済化?)に見舞われようとしている。今だよい解決策は得られていない。この第3の危機をいかにして乗り切るのか。
以下、3点が問題である。
(1)デフレは何が原因か?
(2)金融政策はデフレを止められるか? 財政政策はいまやデフォルトの危機を抱えている以上無理。
(3)デフレが人々の間の「自信のなさ」から来るとすると、
どのように「自信」を生み出すのか? そして、それは可能なのか?
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