桜宮高体罰事件について
桜宮高は大阪では名門校の一つ(ちなみに、あの公文式の創始者公文公は桜宮高の数学教師だったらしい)で、教育への信頼も厚い。
思うのは、長い歴史の中で似たような事件はなかったのだろうか、ということ。
一部報道によると、学校や教師をかばう保護者や生徒もいるようである。「名門」・「伝統」というブランド(プライド?)が生徒、保護者そして教師をして「グルを生みだし、グルをかばう信徒を作り出している」感が否めない。
グルに刃向えば「仲間外れ」・「無視」という罰が与えられる。違う文化を持ち込めば悪者とののしられる。「教育」ではなく「矯育」として「信徒」や「グル」を「輩出(排出)」する。
何もこれは桜宮高に限ったことではなく、大なり小なり「教育」にはつきまという問題ではないだろうか。
今回の橋下大阪市長の入試停止は正しい決定である。生徒がかわいそう、教育に政治を持ち込むな、という人もいようが、桜宮高は市が管理する学校で、統廃合を決めるのは市の役目である。もしそれを言うなら「朝鮮学校への助成停止」はどうだろうか。これこそ政府の教育への介入である。
桜宮高であれ、朝鮮学校であれ、グル(体罰教師、または金親子)への信徒を排出する教育には助成できないことを行政側の意思として明言した点は、いずれも評価に値するだろう。
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