Sunday, September 29, 2013

日本人の年収について

国税庁の民間給与実態統計調査によると、日本人の平均年収は408万円(2012)。

これと似た調査は、厚生労働省の「毎月勤労統計調査」。こちらによると、日本人の平均月給(現金)は26万円(2013/07)。特別給込みだと36万円。 両方の数字は税 金・社会保険料は含んでいる。それらを除くともう少し低い水準になるだろう。

内閣府の一人当たり国民所得(2011)だと270万円。こちらのデータは日本人が稼ぎ出した所得総額を総人口で割った値で、「日本人の稼得能力」を見るには上記2つの指標よりも適当であるだろう。

低い値が出るのは非就労人口(15歳以下65歳以上)も含むからだと考えられるが、これらの人を先の給与からの保険料・税金支払により扶養することを考えると、年収270万円の方が実態かもしれない。

以上はラフな眺望だが、これらの収入が減少していることが問題なのではなく、これらにより生活水準の質が向上しているのかが問題であるだろう。

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