Tuesday, March 18, 2008

日銀総裁のパフォーマンス(原田氏の見解)

原田泰氏(大和総研チーフエコノミスト)の見解。

『特殊事情はその都度考えることとして、あっさりと、(日銀総裁の)前任者に比べて、成長率が高まり、インフレ率が安定(マイナスになるデフレは安定と考えないことにする)すれば、パフォーマンスが良かった考えることにしよう。』


『以上の観察から考えて、経済パフォーマンスが悪くなかったといえる総裁は、M総裁が1人、B総裁が2人であり、良くなかったといえる総裁は、M総裁が2人、B総裁が3人である。また、福井B総裁の評価は、前任の速水B総裁に比べてのものである。結論は、日銀総裁として成果を上げるかどうかは、その出身の如何(いかん)にはよらないということになる』

なるほど。これは面白い。『結論は、日銀総裁として成果を上げるかどうかは、その出身の如何(いかん)にはよらないということになる』 具体的な検証が必要だろうが、ひとつの重要な結論だ。

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