Thursday, October 02, 2014

御嶽山の噴火

こ の度、御嶽山(おんたけさん)の噴火で被害に遭われた方、ご親族の皆さんにお見舞い申し上げます。

偉大な自然に我々は為す術がない。同時に、我々が自然に は常に「リスク」と隣り合わせである、という認識も大事である。福島第一原発然り、広島土砂災害然り、「危険認識」、「リスクヘッジ」ができていな かった、といえなくもない。
 
正直「千年に1度の危機」という認識では困る。

阪神淡路大震災から20年も経たないうちに東北の震災を経験し、福島原発の前にもんじゅの事故があったし、 広島の前も奈良・和歌山の土砂災害は記憶に新しい。御嶽山の前も、20年以上前だが雲仙普賢岳があった。デング熱の前は鳥インフルエンザもあったし、この危険も存続中だ。
 
予期できるリスクを最小限にすることは我々でも十分可能だ。

「死火山」という考え方がない今、温暖化で降水量が増え、疫病の危険が増えている今、高齢化で財政危機に立たされている今、我々は「今」というリスクに、何を成すべきかが問われている。

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