Monday, October 13, 2008

デブ、病気と日本人

6月26日に日米欧などの30カ国が参加する経済協力開発機構(OECD)から、ヘルスデータ2008が発表されました。

これによると日本の肥満者の割合は24・9%(05年)と加盟国中最低で、米国の67・3%やドイツ49・6%、イタリア45・1%に比べると極めて低い水準でした。

日本人は海外では細く見えるようで、日本で肥満と言われる人でも「普通」、普通体型の人は「細い」と言われることが多いです。

日 本肥満学会では、BMI22(身長160センチの場合、1.6×1.6×22=56.32キロ)を標準体重、BMI25(160センチの場合、64キロ) 以上を肥満としています。ところが、アメリカでは、BMI25(160センチの場合、64キロ)が標準で、BMI30(160センチの場合、76.8キ ロ)以上が肥満とされているのです。

同じ身長で、どうしてこうも肥満の基準にずれがあるのでしょうか?同じ160センチでも、日本では64キロ以上が肥満。アメリカでは76.8キロ以上が肥満。と、あまりにも肥満の基準が違うと思いませんか?

BMI という指数は、世界で使われる計算式になりましたが、標準体重、肥満体重の基準は、国によってばらつきがあります。標準体重は「最も健康で病気になりにく い体重」を元に決められていて、日本人の場合、その数値がBMI 22だったのです。つまり、日本人は「太ることによって病気になりやすいので、肥満基準のBMIがアメリカより低い」のです。


日本人は太ることで病気になりやすいとは驚きである。

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