10月20日12時26分配信 産経新聞
乗客106人が死亡したJR福知山線脱線事故を受けてJR西日本が行った人的要因が安全に与える影響についての研究で、「上司と部下の関係が悪化していれば、上司にほめられても部下の責任感は低下する」などとする結果が出たことが20日、わかった。
この一環で、「効果的なほめ方、しかり方」について、運転士や管理職計530人にアンケートなどを実施。部下が工夫した点を上司が評価した場合は業務へ の責任感が上昇するが、評価しなかったときは責任感が低下することがわかった。ただ、上司との関係が悪ければ、責任感が低下するという結果も出ており、 「上司と部下の関係が良好な状態を保ったうえでほめることが重要」(同研究所)としている。
職場環境の改善は重大なマネジメントの課題である。
環境改善が業務の生産性を高め、売り上げ・利益の向上につながりうるからだ。しかしながら、「責任感」が増すことが、業務改善、生産性の向上につながりそうであるが、本当のところはいかがなものか?
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