Monday, October 20, 2008

上司と部下の関係

仲が悪ければほめても逆効果 JR西が上司と部下の関係を研究

10月20日12時26分配信 産経新聞

乗客106人が死亡したJR福知山線脱線事故を受けてJR西日本が行った人的要因が安全に与える影響についての研究で、「上司と部下の関係が悪化していれば、上司にほめられても部下の責任感は低下する」などとする結果が出たことが20日、わかった。

国土交通省航空・鉄道事故調査委員会が「運転士への懲罰的な日勤教育が事故の背景にあった」と指摘。JR西は平成18年6月、社内に「安全研究所」を設立し、人的要因の観点から安全を研究してきた。

この一環で、「効果的なほめ方、しかり方」について、運転士や管理職計530人にアンケートなどを実施。部下が工夫した点を上司が評価した場合は業務へ の責任感が上昇するが、評価しなかったときは責任感が低下することがわかった。ただ、上司との関係が悪ければ、責任感が低下するという結果も出ており、 「上司と部下の関係が良好な状態を保ったうえでほめることが重要」(同研究所)としている。

職場環境の改善は重大なマネジメントの課題である。

環境改善が業務の生産性を高め、売り上げ・利益の向上につながりうるからだ。しかしながら、「責任感」が増すことが、業務改善、生産性の向上につながりそうであるが、本当のところはいかがなものか?

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