オーストラリアは捕鯨の問題で日本を糾弾し、国際司法裁判所は明
Sunday, March 30, 2014
On Whaling 捕鯨について
Australia
has accused Japan of catching whales and the International Court of
Justice (ICJ) will decide on this case tomorrow. I am not a whale eater
and don't understand why it is important (instead why not accuse some
governments of violating human rights?), but I think Japan should follow
the decision.
オーストラリアは捕鯨の問題で日本を糾弾し、国際司法裁判所は明 日判決を下す。私は鯨を食べないし、何故重要かもわからない(何 故人権侵害をする政府を糾弾しないのか?)けど、日本はその判決 に従うべきだ。
オーストラリアは捕鯨の問題で日本を糾弾し、国際司法裁判所は明
消費増税について(ショート・バージョン)
消費増税について考えてみた。
(1)商品の値上がり
商品価格は今回の消費増税分の最大3%まで上がらず、累積的に消 費税負担が増えない措置があるので、商品価格の上昇は軽微である 。
しかし、増税を商品価格に転嫁できないために、生産者・販売者に は「見えない負担」を強いられうる。
(2)景気・物価への影響
消費需要に関してはこの30年かなり安定的に推移し(GDPの6 0%)、消費需要を大きく減少させないだろう。
投資財への増税は、投資財需要を減少させ、景気を悪化させるかも しれない。
結論として、消費増税の景気と物価への影響は、消費需要の歯止め 効果(ラチェット効果)と投資需要の低下効果のどちらが大きいか に依存。比較的軽微な影響にとどまるかもしれない。
(3)低所得者への対応
低所得者はその分消費支出が小さいので、消費税の負担は実は小さ い。
しかしながら、同じ所得階層でも、医薬品などの価格上昇は疾患を 抱える人々に対して負担を強いられ、所得分配に著しい不公平感が 出てくる。
年収が不安定という世帯も多く、軽減対策は考えるべき課題である 。
(1)商品の値上がり
商品価格は今回の消費増税分の最大3%まで上がらず、累積的に消
しかし、増税を商品価格に転嫁できないために、生産者・販売者に
(2)景気・物価への影響
消費需要に関してはこの30年かなり安定的に推移し(GDPの6
投資財への増税は、投資財需要を減少させ、景気を悪化させるかも
結論として、消費増税の景気と物価への影響は、消費需要の歯止め
(3)低所得者への対応
低所得者はその分消費支出が小さいので、消費税の負担は実は小さ
しかしながら、同じ所得階層でも、医薬品などの価格上昇は疾患を
年収が不安定という世帯も多く、軽減対策は考えるべき課題である
消費増税について
消費増税について論点をまとめてみた。
(1)商品の値上がり
消費増税は商品価格を上げる。しかし、価格は今回の消費増税分の最大3%まで上がる。商品取引は需要と供給のバランスで行われる。需要すなわち消費者の制約により、販売者、供給者側は増税分3%まで上げることはできない。3%未満の価格上昇である。
消費税は「仕入税額控除」があり、製造者が卸(おろし)Aに出すときにかかる消費税分を、卸Aが卸Bに出すときにかかる消費税増税分から控除するというもの。これにより、累積的に消費税負担が増えない措置があるので、商品価格の上昇は軽微である。
しかし、増税を商品価格に転嫁できないために、賃金をカットしたり、業務をアウトソースするなどする業者もあり、著しい資源配分の歪みが生じる。これは所得税を上げると働かない人々が出てくるのと同じで、商品の内容物を変更したり、生産ラインを縮小するなどして、増税により生じる業務が生まれる。このように生産者・販売者には「見えない負担」を強いられうる。
(2)景気・物価への影響
商品価格の上昇は、個々の消費者、生産者のみならず、経済全体の消費需要や投資需要を抑制、総需要を引き下げる。したがって、日本のGDPを減少させる。
しかし、消費需要に関してはこの30年かなり安定的に推移し(GDPの60%)、97年の増税時も大きく減少していない。今回の消費増税も消費需要を大きく減少させないだろう。
問題は投資需要である。かつてヒックスが「かごの中の鳥」といったように、変動は激しく、景気を左右させる。投資財への増税は、投資財需要を減少させ、景気を悪化させるかもしれない。
このとき、物価に低下圧力が加わるが、円安による海外商品の価格上昇と合わせると、物価は安定的に推移するものと考えられる。
結論として、消費増税の景気と物価への影響は、消費需要の歯止め効果(ラチェット効果)と投資需要の低下効果のどちらが大きいかに依存するが、比較的軽微な影響にとどまるかもしれない。
(3)低所得者への対応
消費税は低所得者に不利といわれているが(逆進性)、大阪大学の大竹文雄、小原美紀の研究によると、消費税はむしろ比例税に近い効果がある。
彼らの指摘はこうだ。生涯所得の多い世帯ほど消費支出も大きく、消費税の負担が大きい。逆に低所得者はその分消費支出が小さいので、消費税の負担も小さい。年収1000万円の人の比例税を税率10%とすると100万円。年収100万円だと10万円の負担。消費税が比例税に近いわけだ。
しかしながら、この結論を以て、特定の商品に対する軽減税率の導入の賛否は問えない。 基礎的な消費支出、例えば、同じ所得階層でも、医薬品などの価格上昇は疾患を抱える人々に対して負担を強いられ、所得分配に著しい不公平感が出てくる。
この場合、申告時の医療費控除などである程度は軽減できそうだが、年収が不安定という世帯も多く、軽減対策は考えるべき課題である。
追記2014/04/01 厚労省は臨時福祉給付金という対策を施している。
(1)商品の値上がり
消費増税は商品価格を上げる。しかし、価格は今回の消費増税分の最大3%まで上がる。商品取引は需要と供給のバランスで行われる。需要すなわち消費者の制約により、販売者、供給者側は増税分3%まで上げることはできない。3%未満の価格上昇である。
消費税は「仕入税額控除」があり、製造者が卸(おろし)Aに出すときにかかる消費税分を、卸Aが卸Bに出すときにかかる消費税増税分から控除するというもの。これにより、累積的に消費税負担が増えない措置があるので、商品価格の上昇は軽微である。
しかし、増税を商品価格に転嫁できないために、賃金をカットしたり、業務をアウトソースするなどする業者もあり、著しい資源配分の歪みが生じる。これは所得税を上げると働かない人々が出てくるのと同じで、商品の内容物を変更したり、生産ラインを縮小するなどして、増税により生じる業務が生まれる。このように生産者・販売者には「見えない負担」を強いられうる。
(2)景気・物価への影響
商品価格の上昇は、個々の消費者、生産者のみならず、経済全体の消費需要や投資需要を抑制、総需要を引き下げる。したがって、日本のGDPを減少させる。
しかし、消費需要に関してはこの30年かなり安定的に推移し(GDPの60%)、97年の増税時も大きく減少していない。今回の消費増税も消費需要を大きく減少させないだろう。
問題は投資需要である。かつてヒックスが「かごの中の鳥」といったように、変動は激しく、景気を左右させる。投資財への増税は、投資財需要を減少させ、景気を悪化させるかもしれない。
このとき、物価に低下圧力が加わるが、円安による海外商品の価格上昇と合わせると、物価は安定的に推移するものと考えられる。
結論として、消費増税の景気と物価への影響は、消費需要の歯止め効果(ラチェット効果)と投資需要の低下効果のどちらが大きいかに依存するが、比較的軽微な影響にとどまるかもしれない。
(3)低所得者への対応
消費税は低所得者に不利といわれているが(逆進性)、大阪大学の大竹文雄、小原美紀の研究によると、消費税はむしろ比例税に近い効果がある。
彼らの指摘はこうだ。生涯所得の多い世帯ほど消費支出も大きく、消費税の負担が大きい。逆に低所得者はその分消費支出が小さいので、消費税の負担も小さい。年収1000万円の人の比例税を税率10%とすると100万円。年収100万円だと10万円の負担。消費税が比例税に近いわけだ。
しかしながら、この結論を以て、特定の商品に対する軽減税率の導入の賛否は問えない。 基礎的な消費支出、例えば、同じ所得階層でも、医薬品などの価格上昇は疾患を抱える人々に対して負担を強いられ、所得分配に著しい不公平感が出てくる。
この場合、申告時の医療費控除などである程度は軽減できそうだが、年収が不安定という世帯も多く、軽減対策は考えるべき課題である。
追記2014/04/01 厚労省は臨時福祉給付金という対策を施している。
Thursday, March 27, 2014
「賃下げ⇒デフレ」説
グ
ラフから賃下げがデフレに先行しているので、「賃下げ⇒デフレ」という因果関係を導くのは一見もっともらしい。
しかし、グローバル競争で先進国賃金が下がるという説は、米ユーロ圏で賃金が増えていることを説明できない。
また吉川洋氏のいう、「公正分配」説については、企業収益が伸び悩んだから賃金が上がらなかった、 となる。では企業収益が何故伸び悩んだかが、次に説明が求められる。
デフレの原因は名目賃金の低下もあるが、例えば低成長の全要素生産性も原因になりそうだが、突き詰めるとこれはいくつもの理由がありそうである。
しかし、グローバル競争で先進国賃金が下がるという説は、米ユーロ圏で賃金が増えていることを説明できない。
また吉川洋氏のいう、「公正分配」説については、企業収益が伸び悩んだから賃金が上がらなかった、 となる。では企業収益が何故伸び悩んだかが、次に説明が求められる。
デフレの原因は名目賃金の低下もあるが、例えば低成長の全要素生産性も原因になりそうだが、突き詰めるとこれはいくつもの理由がありそうである。
Capital Punishment
Death Penalty: It seems to me that the
countries where the death penalty is carried out so often are dangerous
to visit. Death penalty can be a deterrent to crimes to some extent, but
can make the society unsafe if it is executed too much. The
problem is not death penalty itself, but the authority and the people
which justify killing many people under the unjust decision.
死刑。死刑をたくさんやる国は危険だと思う。ある程度犯罪の抑止効果があるかもしれないが、死刑をやりすぎると、社会はむしろ危険になるかもしれない。問題は、死刑そのものではなく、むしろ不当な判決により多くの人々を殺すことを正当化する権力や人々である。
死刑。死刑をたくさんやる国は危険だと思う。ある程度犯罪の抑止効果があるかもしれないが、死刑をやりすぎると、社会はむしろ危険になるかもしれない。問題は、死刑そのものではなく、むしろ不当な判決により多くの人々を殺すことを正当化する権力や人々である。
Friday, March 21, 2014
小保方報道に見る醜悪さ
STAP細胞論文発表時の見出しは、「おしゃれ」「女子力」「美人」などのキーワードが並ぶ。
■かっぽう着の「リケジョ」、柔軟発想で快挙
読売新聞 2014年1月31日
■万能細胞:作製の小保方さん おしゃれ好き、努力家「新星」
毎日新聞 2014年01月30日
■「間違い」と言われ夜通し泣き、デート中も研究忘れず…常識破りの新型万能細胞を開発した小保方晴子さん
産経新聞 2014年1月29日
■30歳美人研究者「普段はこんな女の子」
週刊現代 2014年 2月15日号
■かわいすぎる研究者 小保方さんスイカップだった「早稲女」時代!
フラッシュ 2014年2月18日号
■小保方晴子さん 研究の合間にケーキ作りの修行をし周囲仰天
女性セブン 2014年2月20日号
■ネットも過熱 STAP細胞開発“巻き髪リケジョ”小保方さんの女子力
週刊朝日 2014年2月14日号
■一途なリケジョ 小保方晴子さんの「初恋」と「研究」
週刊文春2014年2月13日号
論文のねつ造疑惑が浮上、「女性であることを利用した」と袋叩きにするようなバッシングの嵐。
■「小保方博士」が着せられた「灰色割烹着」
週刊新潮 2014年3月6日号
■「STAP論文」事件のウラに不適切な“情実人事” 小保方晴子さん 乱倫な研究室
週刊文春 2014年3月27日号
■小保方晴子さん“リケジョの星”が陥った理研「闇の研究室」の罠
女性自身2014年4月1日号
■オボちゃん [小保方晴子] はなぜ「やっちまった」のか 本当はどこまで悪いのか!? 小保方氏に理研副センター長からの「寵愛」 疑惑の責任は?
女性セブン 2014年4月3日号
■かっぽう着の「リケジョ」、柔軟発想で快挙
読売新聞 2014年1月31日
■万能細胞:作製の小保方さん おしゃれ好き、努力家「新星」
毎日新聞 2014年01月30日
■「間違い」と言われ夜通し泣き、デート中も研究忘れず…常識破りの新型万能細胞を開発した小保方晴子さん
産経新聞 2014年1月29日
■30歳美人研究者「普段はこんな女の子」
週刊現代 2014年 2月15日号
■かわいすぎる研究者 小保方さんスイカップだった「早稲女」時代!
フラッシュ 2014年2月18日号
■小保方晴子さん 研究の合間にケーキ作りの修行をし周囲仰天
女性セブン 2014年2月20日号
■ネットも過熱 STAP細胞開発“巻き髪リケジョ”小保方さんの女子力
週刊朝日 2014年2月14日号
■一途なリケジョ 小保方晴子さんの「初恋」と「研究」
週刊文春2014年2月13日号
論文のねつ造疑惑が浮上、「女性であることを利用した」と袋叩きにするようなバッシングの嵐。
■「小保方博士」が着せられた「灰色割烹着」
週刊新潮 2014年3月6日号
■「STAP論文」事件のウラに不適切な“情実人事” 小保方晴子さん 乱倫な研究室
週刊文春 2014年3月27日号
■小保方晴子さん“リケジョの星”が陥った理研「闇の研究室」の罠
女性自身2014年4月1日号
■オボちゃん [小保方晴子] はなぜ「やっちまった」のか 本当はどこまで悪いのか!? 小保方氏に理研副センター長からの「寵愛」 疑惑の責任は?
女性セブン 2014年4月3日号
Thursday, March 20, 2014
On Ghost and God
Generally speaking, scientists don't believe in ghost or god. Some scientists may, but almost all the scientists can't prove the existence of ghost and god. And so can we say that there's no ghost and no god in the world?
Certainly not. But be careful that we cannot say either that there's ghost and god for sure. All right, is there ghost, or something like that in the world anyway?
The problem is not whether there's actually ghost or not, neither whether modern science and technology can prove it or not, but rather that once we have admitted its existence, we could explain and solve every problem in the world.
For example, you get sick and you might think that evil causes it. You should drive out this evil first. This could be a right decision more than 100 years ago and it's OK if not so serious, but if our problem were so serious that we could not dismiss like the big earthquake or other natural disasters, we would need to seek another reason that it happens and another solution. And thus our ancestors need a scientific way of thinking and solution to know what the world and nature works and to solve the problem.
To live in modern society is, in a way, to do away with any superstition lying behind everything in the world. To accept the way of science, we can live happier in a better place. We can never deny any ghost and god, but if we accept ghost and god, we all go back to the past and do away with our modern life.
Certainly not. But be careful that we cannot say either that there's ghost and god for sure. All right, is there ghost, or something like that in the world anyway?
The problem is not whether there's actually ghost or not, neither whether modern science and technology can prove it or not, but rather that once we have admitted its existence, we could explain and solve every problem in the world.
For example, you get sick and you might think that evil causes it. You should drive out this evil first. This could be a right decision more than 100 years ago and it's OK if not so serious, but if our problem were so serious that we could not dismiss like the big earthquake or other natural disasters, we would need to seek another reason that it happens and another solution. And thus our ancestors need a scientific way of thinking and solution to know what the world and nature works and to solve the problem.
To live in modern society is, in a way, to do away with any superstition lying behind everything in the world. To accept the way of science, we can live happier in a better place. We can never deny any ghost and god, but if we accept ghost and god, we all go back to the past and do away with our modern life.
Monday, March 17, 2014
CEO's Pay 最高経営責任者の給与
Dr Reich points out that CEO's pay is much
higher than that of average workers.
If average workers' pay is 1, Japanese CEO's pay is 11 whereas the American CEO's is 475.
But this doesn't mean that American CEO is not worth it, but rather that there's possibility that American CEO contributes much more (American general workers do much less) than Japanese CEO (general workers) to the management. However, honestly I feel a little abnormal toward American CEO's pay.
ライシュ博士は最高経営責任者の給与が平均労働者のそれより随分高いことを指摘している。平均労働者の給与を1とすると、日本の最高経営責任者は11で、 アメリカのそれは475である。しかし、これがアメリカの経営者がその価値に値しないということではなく、むしろアメリカの経営者のほうが日本のそれより も、または日本の労働者の方がアメリカのそれよりも貢献している可能性があるということである。 しかし、正直にはアメリカの経営者の給与は少し異常だと思う。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=761872830491982&set=a.404595876219681.103599.142474049098533&type=1&stream_ref=10
If average workers' pay is 1, Japanese CEO's pay is 11 whereas the American CEO's is 475.
But this doesn't mean that American CEO is not worth it, but rather that there's possibility that American CEO contributes much more (American general workers do much less) than Japanese CEO (general workers) to the management. However, honestly I feel a little abnormal toward American CEO's pay.
ライシュ博士は最高経営責任者の給与が平均労働者のそれより随分高いことを指摘している。平均労働者の給与を1とすると、日本の最高経営責任者は11で、 アメリカのそれは475である。しかし、これがアメリカの経営者がその価値に値しないということではなく、むしろアメリカの経営者のほうが日本のそれより も、または日本の労働者の方がアメリカのそれよりも貢献している可能性があるということである。 しかし、正直にはアメリカの経営者の給与は少し異常だと思う。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=761872830491982&set=a.404595876219681.103599.142474049098533&type=1&stream_ref=10
Saturday, March 15, 2014
On Nuke Power 原子力について
Before
the Quake in 2011, 32% of Japan's power source was nuclear one. Now it
is only 2%. 67% of Japanese demand that nuke power plants should be
decreased or abolished. Seeing the meltdown and the reactions of the
government and the power company, they get dubious about whether nuke
power can be really controlled.
But what if it had not been for the Quake then? We would still rely on the same amount of nuke power as before. Since the first oil shock, we had had nuke power without major plant accidents.
The meltdown doesn't tell us how vulnerable and insecure nuke plant is, but rather how the government and power companies have managed nuke plants since ever. First of all, whether nuke plants have been properly operated should be verified. Without such an inspection, I would never think that nuke power plants should be abolished.
東北地震の前は、32%の電源が原子力だった。今はたったの2% 。67%の日本人が原子力発電所の削減または廃止を要求している 。溶解事故と政府電力会社の対応を見た人々は、原子力が本当に管 理できるものなのか疑った。
しかし、もし、あの地震がなければどうだろうか。我々はいまだに 原子力に頼っているだろう。第1次石油危機以降、我々は大きな原 発事故なく原子力に頼っていた。
溶解事故はいかに原子力発電所が脆く不安定かではなく、いかにこ れまで政府電力会社が発電所を運営してきたかを物語っている。 まずは、発電所が適正に運営されてきたかを検証されなければなら ない。 そのような検証なくして、原子力発電所が廃止されるべきだとは思 わない。
But what if it had not been for the Quake then? We would still rely on the same amount of nuke power as before. Since the first oil shock, we had had nuke power without major plant accidents.
The meltdown doesn't tell us how vulnerable and insecure nuke plant is, but rather how the government and power companies have managed nuke plants since ever. First of all, whether nuke plants have been properly operated should be verified. Without such an inspection, I would never think that nuke power plants should be abolished.
東北地震の前は、32%の電源が原子力だった。今はたったの2%
しかし、もし、あの地震がなければどうだろうか。我々はいまだに
溶解事故はいかに原子力発電所が脆く不安定かではなく、いかにこ
Thursday, March 13, 2014
The Long Peace
What caused the Long Peace that we have seen since WW2?
The nuclear weaponry? The growing economies?
The nuclear weaponry? The growing economies?
Plagiarism 盗用
A newly famed bio scientist of Riken is being suspected of having
presented others' papers as her own work. Riken is known as having been
committed to creating an A-bomb during WW2 and a highly ranked research
institution.
Though I've never met her before, I am feeling that it's not others' matter; Many PhD dissertations resemble their mentors' work and many papers just only list up previous researches, which means that it is quite a hard work to create an original work. There's always room for plagiarism in a highly competitive field of creation.
盗用。理研の科学者が他人の論文を自身の論文として公表していた という疑いがかけられている。理研は第2次大戦中に原子爆弾の製 造にかかわったことで知られていて、 高名な研究機関である。その方とはお会いしていないが、他人事に は感じられないでいる。
多くの博士論文は指導教官の研究に似ていて、多くの論文は先行研 究をただ並べただけのモノだったりする。つまり、独自研究は非常 に骨の折れる仕事である。競争の激しい創作の現場には、常に盗用 の余地があるということである。
Though I've never met her before, I am feeling that it's not others' matter; Many PhD dissertations resemble their mentors' work and many papers just only list up previous researches, which means that it is quite a hard work to create an original work. There's always room for plagiarism in a highly competitive field of creation.
盗用。理研の科学者が他人の論文を自身の論文として公表していた
多くの博士論文は指導教官の研究に似ていて、多くの論文は先行研
Tuesday, March 11, 2014
Fundamental Attribution Error 2
My words and behaviors may be very "Japanese like".
The fact that I am a Japanese is true, but if you see me paying in cash, are you really right in saying that it's because I am a "Japanese"? Americans usually pay with credit card. I am not talking about prejudice, but about kind of cognitive bias. Only on the basis of that bias do we usually think. Don't we?
私の言動は日本人的かもしれない。
私が日本人であることは事実だが、もし私が現金で支払いをしているところを見て、あなたが、私が日 本人だからそうしているというのは本当に正しいだろうか。アメリカ人は普通クレジットで支払う。偏見の話をしているのではなく、認知的なバイアスの話を しているのだ。我々にはこういったバイアスに基づいて考えてはないないだろうか。
I found Dr Mankiw talking about this bias:
Example:
Why am I smiling? Because it is a sunny day.
Why is he smiling? Because he is a cheerful person.
I wonder if this common error can help explain some unfortunate impulses in economic policy.
Example:
Why did I raise my price? Because demand increased more than supply.
Why did the gasoline station raise its price? Because oil companies are greedy price gougers.
Similarly, in judging policymakers, perhaps we give too much credit to those who were simply lucky and too much blame to those who were unlucky
...I have long thought that Bill Clinton gets too much credit for the booming economy of the 1990s, and Jimmy Carter gets too much blame for the lousy economy of the 1970s. Now I have a term for it: the fundamental attribution error.
The fact that I am a Japanese is true, but if you see me paying in cash, are you really right in saying that it's because I am a "Japanese"? Americans usually pay with credit card. I am not talking about prejudice, but about kind of cognitive bias. Only on the basis of that bias do we usually think. Don't we?
私の言動は日本人的かもしれない。
私が日本人であることは事実だが、もし私が現金で支払いをしているところを見て、あなたが、私が日 本人だからそうしているというのは本当に正しいだろうか。アメリカ人は普通クレジットで支払う。偏見の話をしているのではなく、認知的なバイアスの話を しているのだ。我々にはこういったバイアスに基づいて考えてはないないだろうか。
I found Dr Mankiw talking about this bias:
Example:
Why am I smiling? Because it is a sunny day.
Why is he smiling? Because he is a cheerful person.
I wonder if this common error can help explain some unfortunate impulses in economic policy.
Example:
Why did I raise my price? Because demand increased more than supply.
Why did the gasoline station raise its price? Because oil companies are greedy price gougers.
Similarly, in judging policymakers, perhaps we give too much credit to those who were simply lucky and too much blame to those who were unlucky
...I have long thought that Bill Clinton gets too much credit for the booming economy of the 1990s, and Jimmy Carter gets too much blame for the lousy economy of the 1970s. Now I have a term for it: the fundamental attribution error.
Sunday, March 09, 2014
Mr Abe's Revisionism
In Japan many people cannot find their own
places in the society and have to work part-time and live a poor life in
the face of higher tax. Mr Abe was meant to include them by making
someone a bad guy, and the bad guy is the post-war premise that Japan did a lot of cruel things in the past.
Regarding Comfort Women in Korea and Nanjing Holocaust in China, it's an irony that the starter was Japanese themselves; the first reporter of Comfort Women is a nonfiction writer Senda Kakou, whereas of Nanjing massacre is a historian Iyenaga Saburo.
The problem Mr Abe faces is, even though China and Korea are making use of these issues for their political purposes, not the problem with China and Korea, but rather with Japan and Japanese.
日本では多くの人々が自分の居場所が見つけられず、増税に直面しつつ苦しい生活に直面している。安倍首相はそういった人々を誰かを悪者にすることで仲間に入れるつもりで、その悪者が日本がたくさん残虐なことをしたという戦後の前提だった。
韓国における慰安婦と中国の南京事件に関して、口火を切ったのは日本人自身だったことは皮肉だ。慰安婦を最初に言ったのはノンフィクション作家千田夏光、南京虐殺は歴史学者の家永三郎である。
安倍首相が抱える問題は、例え中韓が政治利用しようと、皮肉にも中韓との問題ではなく、日本と日本人自身の問題であるということだ。
Regarding Comfort Women in Korea and Nanjing Holocaust in China, it's an irony that the starter was Japanese themselves; the first reporter of Comfort Women is a nonfiction writer Senda Kakou, whereas of Nanjing massacre is a historian Iyenaga Saburo.
The problem Mr Abe faces is, even though China and Korea are making use of these issues for their political purposes, not the problem with China and Korea, but rather with Japan and Japanese.
日本では多くの人々が自分の居場所が見つけられず、増税に直面しつつ苦しい生活に直面している。安倍首相はそういった人々を誰かを悪者にすることで仲間に入れるつもりで、その悪者が日本がたくさん残虐なことをしたという戦後の前提だった。
韓国における慰安婦と中国の南京事件に関して、口火を切ったのは日本人自身だったことは皮肉だ。慰安婦を最初に言ったのはノンフィクション作家千田夏光、南京虐殺は歴史学者の家永三郎である。
安倍首相が抱える問題は、例え中韓が政治利用しようと、皮肉にも中韓との問題ではなく、日本と日本人自身の問題であるということだ。
On Modern Success Story
Robert Frank of Cornell University tells,
There're two theories regarding what causes income and economic divide;
(1)Winner-Take-All Thoery supported by Robert Frank and Anita Elberse of HBS
The ability to widely distribute the best performers’ products at low cost portends a world where even small differences in talent command huge differences in reward.
(2) Long-Tail Theory supported by Chris Anderson of Wired Magazine
The information revolution is letting sellers prosper even when their offerings appeal to only a small fraction of the market. This view foresees a golden age in which small-scale creative talent flourishes as never before.
There're two theories regarding what causes income and economic divide;
(1)Winner-Take-All Thoery supported by Robert Frank and Anita Elberse of HBS
The ability to widely distribute the best performers’ products at low cost portends a world where even small differences in talent command huge differences in reward.
(2) Long-Tail Theory supported by Chris Anderson of Wired Magazine
The information revolution is letting sellers prosper even when their offerings appeal to only a small fraction of the market. This view foresees a golden age in which small-scale creative talent flourishes as never before.
Fundamental Attribution Error(根本的な帰属の誤り)
From Wiki,
In social psychology, the fundamental attribution error (also known as correspondence bias or attribution effect) describes the tendency to over-value dispositional or personality-based explanations for the observed behaviors of others while under-valuing situational explanations for those behaviors.
The fundamental attribution error is most visible when people explain the behavior of others. It does not explain interpretations of one's own behavior—where situational factors are often taken into consideration. This discrepancy is called the actor–observer bias.
根本的な帰属の誤りとは、「個人の行動を説明するにあたって、気質的または個性的な面を重視しすぎて、状況的な面を軽視しすぎる傾向を言う。」
In social psychology, the fundamental attribution error (also known as correspondence bias or attribution effect) describes the tendency to over-value dispositional or personality-based explanations for the observed behaviors of others while under-valuing situational explanations for those behaviors.
The fundamental attribution error is most visible when people explain the behavior of others. It does not explain interpretations of one's own behavior—where situational factors are often taken into consideration. This discrepancy is called the actor–observer bias.
根本的な帰属の誤りとは、「個人の行動を説明するにあたって、気質的または個性的な面を重視しすぎて、状況的な面を軽視しすぎる傾向を言う。」
Saturday, March 08, 2014
DON'T USE ELEVATORS
Some
universities have the students and visitors refrain from using elevators
in the campus for power saving; One university tells them to cooperate
to save power, the other tells them that if they use stairs instead they
will expend calories and can lose their weight. Well, changing the way
of asking a favor will make quite a different impression on us.
いくつかの大学では節電のため生徒や訪問者にエレベーターを使わ ないようにしてもらっている。
ある大学は節電に協力して下さいと 言い、別の大学は、代わりに階段を使えばカロリーを消費し体重を 落とせますよと言う。
なるほど、頼み方ひとつで随分と印象が違う んだなと思った。
いくつかの大学では節電のため生徒や訪問者にエレベーターを使わ
ある大学は節電に協力して下さいと
なるほど、頼み方ひとつで随分と印象が違う
Sunday, March 02, 2014
年収300万円は低いか?
年収300万円。これは本当に低い値なのか。
内閣府の国民所得(要素費用表示)を使って考えてみたい。
国民所得とは、日本人が1年間に稼ぎ出した付加価値(企業でいう「利益」)であり、これが消費や投資として国内外で支出され、経済に循環している。
日本の総人口は1億2700万人。うち就業者は6200万人。(総務省統計局)
この総人口で国民所得を割ると、日本人1人当たりの国民所得が出てくる。ざっと276万円だ。
これは、非労働人口を含めてのことなので低く出ているが、就業者による社会保障・税による移転支払を考えると、大体日本人の稼得能力は270万円前後と考えてよい。
「今の時代、年収300万円あればいいですよ」とこの勘定から言えそうであるが、重要なのは、これが日本人の幸福を満たす値なのかどうかである。
ここで簡単な確かめ方がある。「黄金律」という考え方である。少し分厚いマクロ経済学の本で調べればすぐに見つかる。
黄金律とは、「1人当たり消費量が最大となる1人当たり資本量のこと」を指し、いわば日本人1人当たりの幸福度を考えることができる。
これによると、日本の貯蓄率がおおよそ21%、資本分配率がおおよそ30%だとして計算すると、日本は黄金律の資本水準、すなわち理想的な幸福状態に到達していない。
黄金律を達成するためには、1人当たり国民所得を現状の水準よりも18.4%だけ上昇させる必要があり、1人当たりだと約327万円が必要である。
結論としては、「年収300万円はちょっと低いかな」ということだろう。
内閣府の国民所得(要素費用表示)を使って考えてみたい。
国民所得とは、日本人が1年間に稼ぎ出した付加価値(企業でいう「利益」)であり、これが消費や投資として国内外で支出され、経済に循環している。
日本の総人口は1億2700万人。うち就業者は6200万人。(総務省統計局)
この総人口で国民所得を割ると、日本人1人当たりの国民所得が出てくる。ざっと276万円だ。
これは、非労働人口を含めてのことなので低く出ているが、就業者による社会保障・税による移転支払を考えると、大体日本人の稼得能力は270万円前後と考えてよい。
「今の時代、年収300万円あればいいですよ」とこの勘定から言えそうであるが、重要なのは、これが日本人の幸福を満たす値なのかどうかである。
ここで簡単な確かめ方がある。「黄金律」という考え方である。少し分厚いマクロ経済学の本で調べればすぐに見つかる。
黄金律とは、「1人当たり消費量が最大となる1人当たり資本量のこと」を指し、いわば日本人1人当たりの幸福度を考えることができる。
これによると、日本の貯蓄率がおおよそ21%、資本分配率がおおよそ30%だとして計算すると、日本は黄金律の資本水準、すなわち理想的な幸福状態に到達していない。
黄金律を達成するためには、1人当たり国民所得を現状の水準よりも18.4%だけ上昇させる必要があり、1人当たりだと約327万円が必要である。
結論としては、「年収300万円はちょっと低いかな」ということだろう。
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