愛によるセックスかいいのか、風俗によるセックスかいいのか。
どちらを選択するかは本人次第だ。しかし、いずれにせよ「セックスには対価が伴う」
ということは知っておいた方がいい。
セックスは決して安くはない。不況になると、そうした支払いに耐えられなく、
風俗で60分1万円で検診を受けた女性と安全なセックスをする人がいるかもしれない。
医療の進歩が近年の風俗産業の隆盛を支え、危険なセックスを助長しているという側面も否定できない。
道路をきれいに舗装すれば交通事故者が増えた。アイスホッケーの選手の装備が重層に
なればなるほど、危険な体当たりに出て怪我する選手が増えた。これらの事例と同じ
ことが現代人のセックスに起こっているかもしれない。
また、近年の風俗産業は年金生活者に支えられ、「風俗の介護産業化」という側面もあるだろう。 風俗産業は年金財政に支えられている面も考えなくてはならない。
倫理や宗教を以て「風俗はダメ」という議論があるが、性急な気がする。
実際地元の警察署に届出して営業しているなら、「風俗=接客業」「風俗嬢=ホステス」
でいいと思う。
道徳や倫理、宗教を「ダメだ」という口実に使う人がいるが、道徳や倫理、宗教は「ダメだ」
という口実ではなく、いかに現実に対して立ち向かうかという「処世」の問題であり、分けて考えねばならない。
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